人を助ける?

あなたは、目の前に困っている人がいたら、助けますか?

きっとYesと答えます。皆さんそうですよね?

友達が困っていたら声をかけるし、電車でおばあちゃんがしんどそうに立っていたら席を譲るのは、自然なことですよね?

でもこれらの心が備わっていたとしても、「人は、困ってる人を見ると助けたくなる」とは言えないのです。

インドカレー屋さんでランチを食べながら、僕は、「将来、困ってる人を助けられる人になりたい」と友人に言いました。友達は僕に、「誰を助けたいの?」と尋ねました。僕は「みんな」と答えました。

「なら、その人のために自分の人生を捨てられるか?」と友人は僕に尋ねました。僕は、答えに詰まり、「いいえ」と答えました。

友人は笑いながら「なら、それはきれいごとだ」って言いました。続けて彼は、「俺は、自分と似た境遇にある人しか助けない」と主張しました。なるほど、言われてみれば、その通りだと。それが真理だと思いました。

友人の話を聞きながら、頭の中で二年前の光景がフラッシュバックしました。

 

インドのハイデラバードという地域に滞在していた時のことです。インド人が運転する車に乗って、人がごった返す交差点で信号待ちをしていた時、みすぼらしい身なりのインド人の少女が突然車の窓をたたいて、お金をせびってきました。

正直、僕はその時、かわいそうなんて微塵も思えませんでした。ただただ不気味で怖くて仕方なかったです。

僕の思う、「助けたい」なんてそんな程度なのです。

 

読者の皆様は、もし同じ状況に出会った時、お金を恵んであげることができますか?(反語ではなく、疑問です(笑))

 

すべての人を助けることは、僕にとってはできない約束です。

でも、そうであるなら、人を助けたいなんて、言ってはいけないのでしょうか?

人を見捨てた僕が言うのはとっても恥ずかしいことです。

けど、やっぱりこの気持ちを捨ててしまってよいのでしょうか。人の悲しむ顔なんて、できれば見たくないもの。

複雑な気持ちです。

これ以上考えても、きっといたちごっこに終わりそうですね。。。

ただ一つ言えることがあります。

 

僕はインドがとても好きだということです。(笑)